東レは小幅高、3カ年の中期経営計画を開示も反応限定的

 東レ <3402> は小幅高。700円台前半で小動きが続いている。17日引け後、3カ年の中期経営計画を開示。最終年度の16年度で、売上高2兆3000億円、営業利益1800億円、ROA(総資産利益率)8%、ROE(株主資本利益率)10%を目標に掲げたが、市場の反応は限られている。  ゴールドマン・サックス証券は18日付リポートで、意欲的な施策と評価した。一方、今後3年間で全セグメントを伸ばし、2000億円のコスト削減を実施しても、営業利益が今期の計画比で700億円の増加にとどまる点は、競争の厳しさが読み取れると指摘。株価は当面の増益シナリオを織り込み済みで、セクター相対で割安感もないとして、投資判断は「売り」を継続した。目標株価は690円。(編集担当:宮川子平)
東レは小幅高。700円台前半で小動きが続いている。
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2014-02-18 12:30