シードが急伸、市場変更と業績修正を発表

 シード <7743> が急伸、前場に85円高(4.8%高)の1840円まで買われる場面があった。18日終値は45円高(2.6%高)の1800円。同社は17日引け後に市場変更や業績修正などを開示している。  市場変更については、3月12日付でジャスダック市場から東証2部へ指定替えとなる。  業績修正は、今3月期の売上高を従来予想の180億円から183億円(前期比21.7%増)に、営業利益を9億4000万円から11億円(同29.8%増)に増額した一方、純利益を4億4000万円から4億1000万円(同57.7%減)に引き下げている。  1日使い捨てコンタクトレンズの販売好調などが寄与しており、純利益の修正については、復興税廃止に伴う繰延税金資産の取崩しによる税負担増が要因となっている。    さらにシードは、自己株式の処分も開示しており、公募形式で自己株78万3000株を処分、同時にオーバーアロットメントにより、最大11万7000株を売り出す。調達金額は合計で15億3000万円となり、新工場の建設資金や設備投資資金などに充てるとしている。売り出し価格は26日から3月4日までに決定する。(編集担当:片岡利文)
シードが急伸、前場に85円高(4.8%高)の1840円まで買われる場面があった。
japan,company
2014-02-18 14:45