日経平均は5円安スタート、重要イベント控え様子見ムード

  18日の日経平均株価は、5円39銭安の1万5273円24銭でスタート。直後に小幅高に転じている。   前日のNYダウは9ドル安と小幅な動きに終わり、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控え、様子見ムードが強まっている。また、為替市場ではドルが102円台半ばでもみ合っていることもあり、日本株も積極的な売買は見られていない。   個別株では、今12月期の期末配当予想を増額したアサツー ディ・ケイ <9747> が買い気配スタート。今9月期の営業利益が3期連続で最高益を更新しそうだと報じられたセプテーニ・ホールディングス <4293> も買い気配となっている。今12月期の業績予想を上方修正したヒューリック <3003> は急伸。7期連続で最高益更新のもようと観測されたローソン <2651> は小幅高で寄り付いた。   一方、今3月期の純利益を減額修正した大戸屋ホールディングス <2705> が急落。日用品の好調などで今12月期の営業利益が従来予想を上回りそうだと観測された花王 <4452> は売り先行となっており、10-12月期の受注高が想定を下回ると報じられたアドバンテスト <6857> も軟調。   今12月期の最終赤字が縮小したラクオリア創薬 <4579> や、ルネサスエレクトロニクス <6723> の工場買収方針の詳細がが報じられたソニー <6758> は小幅安にとどまっている。(編集担当:片岡利文)
  18日の日経平均株価は、5円39銭安の1万5273円24銭でスタート。直後に小幅高に転じている。
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2013-12-18 09:15