ニチリン、14年12月期も増収増益予想、増配や優待制度導入も

 自動車用ホース大手のニチリン <5184> は18日引け後、14年12月期の業績予想や、株主優待制度の導入を発表した。  今期は売上高470億円(前期比5.6%増)、営業利益40億円(同13.6%増)、純利益23億円(同7.9%増)を予想し、連続で最高益の更新を目指す。国内では経済政策による景気の下支えを期待し、海外でも堅調な推移を見込んだ。生産性の向上やアセアン拠点の機能強化などにも取り組む。前提為替レートは1ドル=100円。  配当は中間期・期末とも10円の年間20円(前期は16円)に引き上げる方針。また、毎年12月31日現在の株主を対象にクオカードを贈呈する優待制度も新設した。100株(1単元)以上では1000円分、1000株以上では2000円分、5000株以上では3000円分が受け取れる。  13年12月期の売上高は前期比18.2%増の445億2200万円、営業利益は同3.0倍の35億1900万円、純利益は同2.9倍の21億3000万円だった。  18日終値は35円高の1010円。4ケタ回復は1月16日以来。(編集担当:宮川子平)
自動車用ホース大手のニチリンは18日引け後、14年12月期の業績予想や、株主優待制度の導入を発表した。
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2014-02-18 16:15