サンエー化研は高値圏頑強、防災関連で指標割安
プラスチック包装大手のサンエー化研 <4234> (JQS)は、12月17日(火)前日と変わらずの671円。高値圏で頑強だ。
防災関連の側面を持ち合わせテーマ性があり、好業績の低PER・低PBRの割安感のある銘柄として見直し余地があり、中長期狙いで注目したい。
今3月期業績予想は、軽包装材では清涼飲料用パウチの受注増が貢献するほか、産業資材では電材用工程紙「アドテラ」や、高機能化に伴うFPC(フレキシブルプリント基板)の需要増加が寄与、全社的な原価低減活動の進展が奏功し、売上高が341億円(前年同期比6.5%増)、営業利益が14億円(同60.5%増)、経常利益が14億8000万円(同41.9%増)、純利益が8億8400万円(同2.7倍)と大幅増益を見込む。
株価は、9月25日に年初来の高値734円と買われた後、700円処を上限としたもみ合いが3ヶ月半続いているが、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、上昇トレンドを堅持している。冷凍食品やレトルト食品を袋のまま、電子レンジで加熱調理可能。多くの食品メーカーに採用されている「レンジDo!」など人気商品を開発した実績があり、災害時用エアーマット「エアロマット」や防水用飲料バッグ「ライフウォーターバッグ」など、防災分野への取り組みに対する期待感がある。今期予想PER8倍台・PBR0.49倍と割安感が顕著。配当利回り2%と利回り妙味もソコソコある。高値奪回から一段高を期待し、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
プラスチック包装大手のサンエー化研<4234>(JQS)は、12月17日(火)前日と変わらずの671円。高値圏で頑強だ。
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2013-12-18 09:15