平和不動産は2連続陽線で出直り強める、売上47%の大幅増

  証券取引所賃貸が収益源で、一般賃貸やマンション分譲などを手がける、平和不動産 <8803> は、2月18日(火)63円高(+4.13%)の1588円と続伸、68円高の1593円まで買われている。   日銀の金融政策決定会合で、金融機関の貸出支援基金規模を従来の3.5兆円から7兆円と拡大したことを好感した買いが入りましたが、足元の業績も好調で割安感がありリバウンドが続くと期待されることから、短期的に注目したい。   1月29日に発表済みの2014年3月期第3四半期決算は、賃貸事業のうち、ビル賃貸事業では、「東京証券取引所ビル」(東京都中央区)の賃貸料減額等があったものの、株式会社東京証券会館の連結損益寄与及び「兜町第1平和ビル」(東京都中央区)の賃貸収益貢献したほか、平和不動産リート投資法人への物件売却等が寄与し、売上高が359億円(前年同期比47.4%増)、営業利益が67億8800万円(同11.4%増)、経常利益が50億1200万円(同21.8%増)、純利益が30億3600万円(同15.1%増)と好調。純利益は通期計画30億円(前期比22.2%増)を超過し順調に推移している。   株価は、5月2日につけた昨年来の高値2570円と買われた後、6月27日安値1410円と調整した後、1700円を軸としたモミ合いを続けていたが、2月14日安値1457円と売り直されて出直る動きとなっている。PBR0.72倍と割り負け、目先二番底形成で消費増税後の落ち込みを織り込んだ感はある。上値抵抗線となる13週移動平均線突破を目安にリバウンド局面入りとなるか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
証券取引所賃貸が収益源で、一般賃貸やマンション分譲などを手がける、平和不動産<8803>(東1)は、2月18日(火)63円高(+4.13%)の1588円と続伸、68円高の1593円まで買われている。
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2014-02-19 09:15