立花エレが希薄化懸念で急落、公募増資などで10億円強を調達

 立花エレテック <8159> が急落、寄り付き直後に39円安(2.9%安)の1302円まで売られた。  同社は18日引け後に、公募増資の実施などを発表。株式の希薄化懸念が売り材料となっている。  公募増資は15万6000株となり、これに加え、自己株式60万株を処分、池田泉州銀行が保有株24万3400株を売り出す。また、オーバーアロットメントにより15万株の第三者割当増資を実施する。  調達資金は最大で10億7600万円となり、東京事務所の物件取得に充てられるという。発行価格は26日から3月4日までに発表される。  また、同社は今3月期の業績予想と配当予想の修正も発表しており、売上高は従来予想の1340億円から1410億円(前期比13.9%増)、営業利益は同35億円から42億円(同47.2%増)に上積みしている。また、期末配当は従来予想の10円から12円に増額し、年間では22円(前期は20円)の計画とした。(編集担当:片岡利文)
立花エレテックが急落、寄り付き直後に39円安(2.9%安)の1302円まで売られた。
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2014-02-19 09:45