日本CMKは続伸、三菱UFJモルガン証は「中立」に格上げ
日本シイエムケイ <6958> は3日続伸し、前場はジリ高で推移。午前11時前には15円高(5.98%高)の266円を付けた。後場は高値圏でもみ合っている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が18日付リポートで、投資判断を「アンダーパフォーム(弱気)」から「ニュートラル(中立)」に、目標株価を240円から260円に引き上げた。
会社側は1月17日に14年3月期業績予想の下方修正を発表し、営業損益が22億円の黒字から10億円の赤字(前期は4億3400万円の黒字)へ転じる見込みになった。また、子会社の閉鎖やALIVH基板生産の終息、グループ全体の人員・設備の最適化など構造改革案もリリースしている。
三菱UFJモルガン証は、今後の不透明感は変わらないと見たものの、株価は2月5日に年初来安値を更新するなど、最近の下げで割高感が解消されたとした。
今後は中国におけるビルドアップ基板の規模拡大、タイにおけるカーエレ・車載用の両面板や多層貫通板の増産対応などが海外成長戦略の柱になるとしたが、中国では生産能力が限定的で、タイでは競合激化などが危惧されると指摘。経営陣から成長戦略の具体的説明の有無がポイントとしている。(編集担当:宮川子平)
日本シイエムケイは3日続伸し、前場はジリ高で推移。午前11時前には15円高(5.98%高)の266円を付けた。後場は高値圏でもみ合っている。
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2014-02-19 13:00