シティ証が資生堂の経営改革を高評価、「買い」を継続
資生堂 <4911> に対して、18日付のシティグループ証券がリポートを発行した。
同リポートでは、国内化粧品事業の説明会における資生堂の自己分析をもとに、「2011年から進めている経営改革が実を結びつつある」と評価している。
資生堂は2011年にアイテム数を600から350に削減するとともに、主力ブランド「エリクシール」「マキアージュ」を徹底強化し、ドラッグストアの売上回復や店頭在庫削減などを目指してきた。
その結果、足元のドラッグストア在庫は約4カ月まで縮小。同リポートでは「正しい戦略であり、評価に値する」とコメントしている。また、指標となっている国内店頭売上高についても、数カ月内にもプラスに転換する可能性があるという。
同証券による資生堂の投資評価は「1(買い)」を継続、目標株価は2000円を据え置いている。
資生堂の19日午後1時時点の株価は前日終値と変わらずの1702円。寄り付き直後に24円安まで売られたものの、その後に値を戻している。(編集担当:片岡利文)
資生堂に対して、18日付のシティグループ証券がリポートを発行した。
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2014-02-19 13:00