GTSは後場S高買い気配、抗がん剤開発で「良好なデータ」と
ジーンテクノサイエンス(GTS) <4584> は朝安後にプラス圏へ浮上し、前場は小高い水準でもみ合ったが、後場は500円ストップ高の2539円で買い気配となった。
19日に抗がん剤「PEG―G―CSF」の開発で、先発薬との同等性や同質性に関して「良好なデータを得ることができた」ことを明らかにした。原薬の製造プロセスが確立されたため、非臨床試験の準備に着手する。また、今回の結果を訴求データとし、グローバル製薬企業との早期アライアンスを目指す。
PEG―G―CSFはG―CSFを原料として製造され、G―CSFを保有した企業でなければ参入が難しい。同社によれば、G―CSFを保有する企業数が限定されており、世界で1000億円超のG―CSF市場のシェア獲得において、ほかのバイオ後続品と比べると大きなアドバンテージがあるとした。(編集担当:宮川子平)
ジーンテクノサイエンス(GTS)は後場に買い注文を集め、500円ストップ高の2539円で買い気配となった。
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2014-02-19 14:30