日経平均終値は76円安、ブリヂスやソニーが軟調
19日の日経平均株価は、76円71銭安の1万4766円53銭と3日ぶりに反落して終えた。
前日NYダウの小幅反落や、為替の円高進行、前日の日経平均450円高の反動などから、日経平均は113円安でスタート。前場は38円安まで下げ幅を縮小する場面もあったが、積極的な買いは見られず、日経平均は1万4700円台でのもみ合いに終始した。
個別では、今12月期の増収増益予想が市場コンセンサスを下回ったブリヂストン <5108> が軟調。投資ファンドのサードポイントが株主上位10社から外れたソニー <6758> や、120万株の公募増資などを発表した萩原電気 <7467> が弱い動きとなった。
一方、福島原発事故の放射能除染などで米国企業との提携を発表した環境管理センター <4657> がストップ高。抗がん剤開発において良好なデータを得られたと発表したジーンテクノサイエンス(GTS) <4584> もストップ高をつけた。
また、増収増益予想に加え株主優待制度の導入を発表したニチリン <5184> 、名古屋大学と産学協同研究部門を設置するラクオリア創薬 <4579> 、原油先物価格の上昇が好感された国際石油開発帝石 <1605> 、動画サイトの関連企業を買収したオプト <2389> などが大幅高となっている。
業種別では、タイヤ、鉄鋼、ノンバンク、証券、不動産株などが大きく下げ、鉱業、石油・石炭製品株などが堅調となった。(編集担当:片岡利文)
19日の日経平均株価は、76円71銭安の1万4766円53銭と3日ぶりに反落して終えた。
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2014-02-19 14:30