【株式市場】新興国通貨の不透明感が再燃し日経平均反落だがマザーズ指数などは続伸
◆日経平均の終値は1万4766円53銭(76円71銭安)、TOPIXは1218.52ポイント(5.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億7740万株
19日後場の東京株式市場は、昼過ぎに米国の日用雑貨の大手コルゲート社がベネズエラの通過切り下げの影響で特別損失と伝えられ、新興国通貨に対する不透明感が再燃。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などの銀行株やトヨタ自動車 <7203> などの自動車株が弱もみあいとなり、前場は堅調だった日本郵船 <9101> も軟化。ただ、材料株物色は強く、自社株買いを発表したキヤノン <7751> やビッグデータによる患者個人対応医療システムが伝えられた富士通 <6702> は堅調。グリー <3632> は新作ゲームの本日配信開始を材料に戻り高値、コロプラ <3668> (東マ)は人気ゲームのダウンロード数拡大を材料に活況高。日経平均やJPX日経400は反落したものの、東証2部指数やマザーズ指数、日経JASDAQ平均は続伸。
東証1部の出来高概算は22億7740万株、売買代金は1兆8994億円。1部上場1781銘柄のうち、値上がり銘柄数は529(前引けは540)銘柄、値下がり銘柄数は1141(前引けは1084)銘柄。
また、東証33業種別指数は9業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位は鉱業、石油・石炭、その他製品、パルプ・紙、空運など。一方、値下がり上位は、ゴム製品、鉄鋼、その他金融、証券・商品先物、不動産、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万4766円53銭(76円71銭安)、TOPIXは1218.52ポイント(5.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億7740万株。
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2014-02-19 16:15