ロバート・ウォルターズ、世界24カ国の給与水準の調査結果を発表

 ロバート・ウォルターズ・ジャパンは2014年2月18日、世界と日本の雇用動向と職種・業種別の給与水準をまとめた「グローバル給与調査2014」を発表した。同調査は、今回が15回目。世界24カ国における「給与水準」や「雇用状況」をカバーしている他、今回は、各国の「経済動向」や「雇用動向の見通し」にまで言及し、企業の採用担当者や転職希望者へのガイドラインになっている。  「グローバル給与調査2014」では、日本の雇用市場について「2013年は、新政権による企業支援政策の打ち出しや景況感の改善により、人員増強に意欲的な企業と転職に前向きな人材が増えたため、採用活動はリーマンショック以前の水準にまで回復した」と振り返った。  2014年については「景況感の改善により、海外進出を進める日系企業や日本市場に参入する外資系企業の増加が見込まれ、高い外国語スキルに加え、経験やスキルを兼ね備えた人材がより一層求められる」と予測。2014年の注目職種と給与水準として、「金融業界における経理・財務担当者(5-7%の昇給予測)」、「IT業界における人事担当者(5-7%の昇給予測)」、「自動車業界におけるシステムエンジニア(契約・派遣職は3%の昇給予測)」を取り上げていた。  ロバート・ウォルターズは、1985年に英ロンドンにて設立され、世界24カ国53都市に拠点を有するスペシャリスト人材紹介会社。日本では2000年に設立以来、東京と大阪を拠点に、専門分野に特化した人材紹介および人材派遣サービスを提供している。(編集担当:徳永浩)  
ロバート・ウォルターズ・ジャパンは2014年2月18日、世界と日本の雇用動向と職種・業種別の給与水準をまとめた「グローバル給与調査2014」を発表した。
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2014-02-19 17:30