日経平均は65円安スタート、米株安を嫌気し一時100円超安

 20日の日経平均株価は前日比65円39銭安の1万4701円14銭で寄り付いた。下げ幅を100円超に拡大する場面もみられる。朝方のドル・円は102円台前半(19日終値は1ドル=102円05銭―07銭)と底堅く推移したものの、米国株が市場予想を下回る住宅関連指標を嫌気して下落したため、東京市場でも売りが先行した。  個別では、ファーストリテイリング <9983> 、京セラ <6971> などが売られた。このほか、13年12月期の決算短信で継続企業の前提に関する注記が記載されたSmartEbook.com <2330> は売り気配スタート。前日急伸したニチリン <5184> 、アルテック <9972> なども利益確定売りに押された。  半面、水面で移動が可能な超小型電気自動車を開発した大同工業 <6373> は買われた。介護用ロボットスーツの開発で知られるサイバーダインの3月上場が明らかになり、株主の大和ハウス工業 <1925> も上昇。介護ロボット関連では、菊池製作所 <3444> が買い気配となった。(編集担当:宮川子平)
20日の日経平均株価は前日比65円39銭安の1万4701円14銭で寄り付いた。
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2014-02-20 09:15