【今日の言葉】減少目立つ売買代金

  『減少目立つ売買代金』=日本の株式市場に流入する資金がまた減少傾向を強めている。東証1部売買代金が2月の節分以降は2兆円台に落ち込み、足元では2兆円割れが続くようになっている。   株式の売買代金は、商店のその日の総売上高のようなものである。1~2日の売上不振なら天候等の原因ということもあり、それほど深刻に捉えることはないが、少ない売上高が長期間続くとなれば、その店に人気がなくなってきたことも考えられ、商品・顧客分析など根本的に見直す必要がある。   一方、日本株式市場の最大の顧客は外国人投資家である。それが、出て来ないということは、「日本株式会社」という商店に魅力が乏しいと映っている心配がある。   改善の見られない日中・日韓関係、TPPの行方、エネルギー制約による貿易赤字、さらに少子高齢化に伴う膨大な財政赤字、東日本大震災級の地震懸念~など心配な材料が圧倒的に多い。しかも、めでたいはずの2020年オリンピックでさえオリンピック後の落ち込みまでが心配されている。これらは、一企業での対応には限界があり、やはり政治の出番である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
『減少目立つ売買代金』=日本の株式市場に流入する資金がまた減少傾向を強めている。東証1部売買代金が2月の節分以降は2兆円台に落ち込み、足元では2兆円割れが続くようになっている。
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2014-02-20 11:00