資生堂が2ブランドの譲渡を正式発表
資生堂 <4911> が20日前引け後に、同社ブランドの譲渡についてリリースした。
同社は昨年(13年)10月に、ロレアル社から「カリタブランド」および「デクレオールブランド」の譲渡提案を受け、交渉を進めてきたが、2月19日に譲渡契約を締結し、関係当局の認可をもって譲渡が完了することを発表した。
同社は現在、事業の「選択と集中」に取り組んでおり、スキンケアを中心とするカリタ・デクレオールブランドは注力領域とは異なる領域であることから、譲渡提案を受けたロレアル社への譲渡を決定したという。
譲渡価格は合計で2億2750万ユーロ(約319億円)。資生堂の今14年3月期業績への影響は極めて軽微としており、海外子会社ではすでに15年3月期がはじまっていることから、株式譲渡による売却益などは来期に計上する予定としている。
資生堂の前場の終値は、1円安の1700円となっている。(編集担当:片岡利文)
資生堂が20日前引け後に、同社ブランドの譲渡についてリリースした。
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2014-02-20 11:15