イオン北海道は後場買われる、業績予想の修正や自社株消却を発表

　イオン北海道 <7512> は後場に買いが先行。前場は前日終値を挟んで小動きが続いたが、午後０時４９分には１８円高（２．６２％高）の７０５円を付けた。２０日前引け後に発表した１４年２月期業績予想の上方修正と自己株式の消却が材料視されている。 　売上高を１５４３億円から１５５８億円（前期比２．５％増）、営業利益を８１億円から８３億円（同３．１％増）に修正した。食品売り場では、量り売りの導入や冷凍食品の品ぞろえ拡充などを図り、ショッピングセンター内では、テナントの入れ替えや再配置による活性化などで、集客力の向上に努めた。また、法人税等調整額が減少する見込みで、純利益は３１億円から４１億円（同３４．９％増）に引き上げた。 　これとは別に、発行済株式総数の６．０％に相当する２００万株を、３月３１日に消却すると発表している。（編集担当：宮川子平）