三菱UFJモルガン証がアース製薬の中期利益成長を見通す
19日付の三菱UFJモルガン・スタンレー証券リポートが、アース製薬 <4985> の目標株価を引き上げた。
今12月期の営業利益予想は、会社計画で67億9000万円(前期比24.7%増)。新製品投入と広告販促強化から殺虫剤の市場シェアが上昇、市場拡大も寄与するほか、日用品でもシュミテクトなど高付加価値商品の拡販を予想している。同証券でもバスクリン社の安定成長などを加味し「会社計画は達成」と見通しており、営業利益予想は会社計画を上回る69億円と見通している。
消費増税の影響については、1―3月に駆け込み需要が発生するが4―6月は反動減に見舞われ、年間では平準化されると考えている。また、来15年12月期の営業利益は従来予想の73億円から75億円に増額、16年12月期の営業利益は80億円と予想し、中期での利益成長が続くと想定した。
同証券による投資判断は「アウトパフォーム(強気)」を継続。目標株価は従来予想の4300円から4500円に引き上げている。
アース製薬の20日午後1時40分時点の株価は、45円安の3400円。(編集担当:片岡利文)
19日付の三菱UFJモルガン・スタンレー証券リポートが、アース製薬の目標株価を引き上げた。
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2014-02-20 13:45