味の素は一段高、3カ年の中期経営計画を発表

 味の素 <2802> は午後0時30分に14年度(15年3月期)から始まる3カ年の中期経営計画を発表。株価は一時62円高(4.11%高)の1569円を付けた。  最終年度の2016年度で、売上高114億2500万円(今期の見通しは102億3000万円)、営業利益910億円(同620億円)を計画。海外利益率を6割(同52%)、ROEを9%(同7.1%)に引き上げる目標なども掲げた。設備投資は3年間で1800億円を見込んでいる。  競合による価格攻勢で収益が大幅に悪化したバルク3事業(加工用うま味調味料、飼料用アミノ酸、甘味料)は、バルク事業比率のコントロールやコモディティのスペシャリティ化による付加価値型へ育成。不十分なパイプラインと競合新薬の影響で売上が減少した医薬事業では、パイプラインの強化や規模に見合ったコスト構造への改革を進める。(編集担当:宮川子平)
味の素は午後0時30分に14年度(15年3月期)から始まる3カ年の中期経営計画を発表。株価は一時62円高(4.11%高)の1569円を付けた。
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2014-02-21 13:00