いちよしがユーシン精機の目標株価を引き上げ

 いちよし経済研究所が20日付で、ユーシン精機 <6482> の目標株価を引き上げている。  ユーシン精機の今3月期の第3四半期営業利益は18億9400万円(前年同期の2.0倍)となり、いちよしの予想を上回って着地。この要因について、同研究所では「円安メリットや中国での生産拡大による収益性増加が想定以上だった」と分析している。  また、3Qまでの好調をもとに、通期予想を上方修正。同研究所による営業利益予想は従来予想の25億円から28億円(会社予想は22億4000万円)に引き上げた。  今後の展望については、取出ロボットの海外向け販売が来期も拡大し、業績拡大に寄与すると予想。さらに、「医療業界向けに特注機の大口案件が来期あたりから数年度にわたって獲得できる可能性がある」とも見通している。  いちよしでは、ユーシン精機の目標株価を従来予想の2100円から2400円に引き上げ。投資評価は中位の「B」を継続した。  ユーシン精機の21日の株価は、後場に入り112円高(4.6%高)の2540円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
いちよし経済研究所が20日付で、ユーシン精機の目標株価を引き上げている。
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2014-02-21 13:30