日経平均は416円高、買い安心感広がり全業種が上昇
21日の日経平均株価は3日ぶりに大幅反発。416円49銭高の1万4865円67銭で終えた。
日経平均は317円安となった前日の反動や、前日NYダウの3日ぶり反発を好感し、寄り付きから169円高と買いが先行。その後も為替市況で円がやや売られたこともあり、上げ幅をジリジリと拡大、後場に入ると1万4800円台に乗せ、上げ幅は400円を突破。主力株をはじめ幅広い銘柄が買われた。
個別では、東証1部に市場変更となるジャストシステム <4686> や、ベンチャー企業との業務・資本提携を締結したオークファン <3674> などが一時ストップ高。期末配当予想を上方修正したミロク情報サービス <9928> 、上限5.87%の自社株買いを発表したイオンフィナンシャルサービス <8570> なども急騰した。
主力株でも、来3月期の業績拡大が観測されたKDDI <9433> 、来期からの中期経営計画を発表した味の素 <2802> などが強い動きを見せた。
一方、今2月期の利益予想を減額したローツェ <6323> は軟調となり、「パズドラ」を全面刷新するガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> は朝方に急伸したが、後場には一時マイナスに転じた。
業種別では、全33業種が上昇。石油・石炭製品、電力・ガス、非鉄金属、証券、化学株などが大きく買われた。(編集担当:片岡利文)
21日の日経平均株価は3日ぶりに大幅反発。416円49銭高の1万4865円67銭で終えた。
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2014-02-21 14:45