トーカロが今３月期予想を上方修正、期末配当も５円増額

　トーカロ <3433> が２１日引け後、今３月期業績予想・配当予想の修正を発表した。 　売上高は従来予想の２１０億円から２２０億円（前期比５．１％増）に上積み。営業利益は２７億３０００万円から３３億円（同１３．６％増）、純利益は１６億８０００万円から２１億円（同１２．１％増）に増額し、各利益は増益予想に転じた。 　半導体・液晶分野向け溶射加工が好調となり、一部の海外連結子会社の業績も寄与したという。 　また、今期の期末配当予想については、従来予想の２２.５円から２７．５円に増額。年間では５０円（前期は４０円）に修正している。 　トーカロの２１日の株価は、４８円高の１６３８円。同社は２月６日に１７９９円の昨年来高値をつけている。（編集担当：片岡利文）