日経平均は3日ぶりに大幅反発、ほぼ全面高=長島和弘

■今日の動きから  2月21日の東京株式市場、日経平均株価は416円49銭高の1万4865円67銭と3営業日ぶりに大幅反発となりました。米国株が3営業日ぶりに反発、円安推移を好感し、買い直されほぼ全面高となりました。日経225採用で値上り銘柄数は223、値下り銘柄数は2、変わらずは0。東証1部上場値上り1655銘柄、値下り83銘柄、変わらず43。全33業種が値上り。TOPIXも3営業日ぶりに反発。マザーズは反発。東証REITは5営業日続伸となりました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> やソフトバンク <9984> が反発したほか、主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> も反発し、中国のPMI悪化による下げ分を埋め、全体は底上げムードが強まった。  相場を牽引すような銘柄はなく、日経平均株価自体も25日移動平均線が上値として意識される可能性もあるが、年度末の3月期末を1ヶ月後に控え、高株価政策的な動きを見せている銘柄もあり、大株主の思惑が増幅するような銘柄が数多く出てくると期待されよう。(執筆者:長島和弘)
相場を牽引すような銘柄はなく、日経平均株価自体も25日移動平均線が上値として意識される可能性もあるが、年度末の3月期末を1ヶ月後に控え、高株価政策的な動きを見せている銘柄もあり、大株主の思惑が増幅するような銘柄が数多く出てくると期待されよう。
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2014-02-21 15:45