オンコリスBは堅調、欧州でOBP-301が特許査定
オンコリスバイオファーマ <4588> は午前9時16分に242円高(9.13%高)の2892円を付けた。
17日引け後、開発を進めている腫よう溶解ウイルス「OBP-301(テロメライシン)」に関する物質特許が欧州で特許査定を受けたことから、欧州14カ国に登録手続きを行うと発表した。登録手続きが完了すると、OBP-301に関する物質特許は、日本や米国、欧州14カ国を含む全24カ国で成立することになる。
OBP-301は、テロメラーゼプロモーターを組み込んだ制限増殖型の腫よう溶解ウイルス。正常細胞中での増殖能力が極めて弱い一方、テロメラーゼ活性が上昇しているがん細胞のなかで特異的に増殖し、がん細胞を溶解させる。腫瘍部位への局所注入による治療で、全身性の副作用の軽減が期待されるという。(編集担当:宮川子平)
オンコリスバイオファーマは午前9時16分に242円高(9.13%高)の2892円を付けた。
japan,company
2013-12-18 10:00