JPモルガンがツガミの目標株価を引き上げ

 JPモルガン証券が21日付リポートで、ツガミ <6101> の目標株価を引き上げている。  同リポートでは、今3月期10―12月のツガミの受注トレンドが会社計画を下回って推移していることから、「今期の業績下方修正は不可避」と分析。今期の営業利益は会社計画の36億円(前期比57.4%減)を下回る23億9000万円と予想している。  ただし、今後についてはポジティブに評価。7―9月に立ち上がると見られる新型スマートフォン関連の受注は「株式市場にある程度織り込み済み」と見通しているが、タブレット旋盤の堅調やHDD関連の需要回復などもあり、2月以降の受注トレンドが市場予想を上回る可能性が出てきたと指摘している。  これらの要因から、同証券では目標株価を従来予想の730円から820円に引き上げており、投資判断は「オーバーウェイト(強気)」を継続している。  ツガミの24日の株価は、前場に36円高(6.1%高)の631円まで買われる場面があった。(編集担当:片岡利文)
JPモルガン証券が21日付リポートで、ツガミの目標株価を引き上げている。
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2014-02-24 14:15