日経平均は小反落、主力株はマチマチの動き=長島和弘

■今日の動きから  2月24日の東京株式市場、日経平均株価は27円99銭安の1万4837円68銭と小反落となりました。116円高と上昇する場面も見られましたが、円相場やアジア株式の動きに神経質となり200円超下げるなど乱高下しました。日経225採用で値上り銘柄数は65、値下り銘柄数は152、変わらずは8。東証1部上場値上り752銘柄、値下り891銘柄、変わらず137。全33業種中22業種が値下り。TOPIXも反落。マザーズは続伸。東証REITは6営業日ぶりに反落となりました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> が続伸、ソフトバンク <9984> が反落、主力の日立 <6501> が続伸、トヨタ <7203> が反落と、マチマチの動きとなりました。  今3月期第3四半期決算の発表も終わり手がかり材料に乏しく、全体は為替相場の動向に左右される展開。  東証1部市場では、ネオス <3627> 星光PMC <4963> ルネサス <6723> など、外国人持株比率が低く、特定株比率が高い銘柄の上昇が目立っており、年度末を1ヶ月後に控え、大株主の思惑が増幅するような銘柄が突飛高となる傾向が強まろう。(執筆者:長島和弘)
東証1部市場では、ネオス・星光PMC・ルネサスなど、外国人持株比率が低く、特定株比率が高い銘柄の上昇が目立っており、年度末を1ヶ月後に控え、大株主の思惑が増幅するような銘柄が突飛高となる傾向が強まろう。
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2014-02-24 15:45