ロシアで中国のシェア奪う日本自動車企業、日産はダットサン投入へ
中国の政治リスクに直面し続けている日本の自動車メーカーは近年、中国以外の新興市場へ投資を始めている。例えば、日本の自動車メーカーはロシアなどの新興国での開発を強化すると同時に廉価な自動車の投入を行い、中国自動車メーカーのシェアを奪っている。科技日報が報じた。
報道によれば、日産はロシアで「ダットサン」ブランドを復活させる計画だ。中国自動車メーカーにとってロシアは最大かつ最重要なマーケットであるが、ダットサン投入は中国自動車メーカーの直接的な脅威となるだろう。
中国の業界関係者によれば、ダットサンはロシア市場で一汽集団の威志V2や威志V5、欧朗のほか、奇瑞汽車の大部分の車種、力帆集団の力帆320、吉利汽車の吉利MKなどと競合すると見られる。これらの車種のうち、40万ルーブル(約115万1186円)を超える車は欧朗だけで、そのほかはすべて40万ルーブル以下だ。
また、日産は、42万9000ルーブルのアルメーラ、52万9000ルーブルからのノートで、44万2000ルーブルからの吉利汽車EC7を挟み撃ちにすることができる。さらに日産は2013年にロシア自動車市場での販売台数で16位となったデュアリスのほか、14年は廉価版SUVのテラノを投入し、SUV市場において中国自動車メーカーに追い打ちをかける方針だ。(編集担当:村山健二)
中国の政治リスクに直面し続けている日本の自動車メーカーは近年、中国以外の新興市場へ投資を始めている。例えば、日本の自動車メーカーはロシアなどの新興国での開発を強化すると同時に廉価な自動車の投入を行い、中国自動車メーカーのシェアを奪っている。科技日報が報じた。
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2014-02-24 17:15