出直る不二越、前期上回る今期増益で割安感強い、先ずは1月高値735円挑戦
不二越 <6474> が出直っている。発行済株式数が約2億5000万株で今の中型株狙いの流れにマッチし業績も良いことから、先ず、30日線抜けに挑戦、その後、高値735円が見込めそうだ。
昨年来高値は今年1月20日につけた735円。1月16日に発表した2013年11月期の好調と今期見通しの良いことを買った。ただ、500円前後を起点に上げていたため、定石通りの発表売りの展開となった。その後の調整で30日線は割り込んだものの、週足での26週線が下値を支え2月20日の576円で底打ち、24日は625円と出直っている。
前11月期の営業利益16.0%増益に続いて今期は営業利益37.8%増益と前期を上回る増益率の見通し。予想1株利益40.2円、配当は2円増配の年8円の予定である。
北米及び新興国での自動車、航空機、産業機械向けに機械工具がすこぶる好調ということだ。次期についても堅調が予想される。
このためPER15.5倍程度には割安感が台頭している。一方、月足チャートでは2006年につけた795円どころが上値のフシとなっている。このため、1月に735円で上値が重くなったのも795円どころのフシが意識されたものとみられる。
この795円前後のフシを突破するには、2015年11月期の1株利益が向上する見通しとなってからだろう。まだ、先のことといえる。当面は30日線(645円前後)に挑戦、抜けば1月の高値735円に挑戦の展開とみられる。下値を確認できているだけに出直りにはついてみるところだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
不二越<6474>(東1・売買単位1000株)が出直っている。発行済株式数が約2億5000万株で今の中型株狙いの流れにマッチし業績も良いことから、先ず、30日線抜けに挑戦、その後、高値735円が見込めそうだ。
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2014-02-25 09:15