日経平均164円高スタート、1月31日以来の1万5000円台

 25日の日経平均株価は、164円83銭高の1万5002円51銭でスタート。  前日のNYダウが103ドル高と約1カ月ぶりの高値を付けたことが好感され、寄り付きから日本株にも買いが波及。日経平均は取引時間中としては1月31日以来の1万5000円台を付けた。為替市場ではドルが102円台半ばでもみ合っている。  個別では、完全子会社化する企業の寄与もあり業績予想を大幅上方修正したエナリス <6079> が買い気配。東証1部への市場変更を発表したマネースクウェア・ジャパン(M2J) <8728> も買い気配でスタートしている。  また、今10月期1Qの営業利益が過去最高と観測報道されたパーク24 <4666> や、アジアの営業損益が2016年3月期に黒字転換する見通しと報じられたフジシールインターナショナル <7864> などが大きく買われている。  一方、公募増資などで55億円超の調達を発表したそーせいグループ <4565> が売り気配。今3月期予想を減額したリニカル <2183> 、今4月期の業績予想を据え置いたアインファーマシーズ <9627> も売り気配でのスタートとなった。不動産売却による譲渡損の発生について開示した松竹 <9601> は売りが先行している。(編集担当:片岡利文)
25日の日経平均株価は、164円83銭高の1万5002円51銭でスタート。
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2014-02-25 08:30