松竹は売り先行、不動産譲渡損など計上で純利益予想を下方修正

 松竹 <9601> は続落し、朝方には19円安(2.07%安)の897円を付けた。24日引け後、14年2月期業績予想の修正を発表。売上高を911億円から901億7000万円(前期比14.7%増)に、純利益を33億1000万円から16億円(同59.8%増)に減額したことが嫌気された。  経営資源の選択と集中を目的に、保有する一部の不動産を売却することで、譲渡損が発生する。映画劇場施設の一部撤退に伴う劇場閉鎖損失引当金繰入額や、連結子会社の社債償還損も計上した。  ただ、歌舞伎を中心とした演劇事業は盛況で、営業利益は71億6000万円から78億円(同2.5倍)に引き上げた。株価は2月6日以来の200円割れとなったあと、下げ渋っている。(編集担当:宮川子平)
松竹は続落し、朝方には19円安(2.07%安)の897円を付けた。
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2014-02-25 10:15