アインファーが軟調、今4月期3Qの低進ちょくが懸念される

 アインファーマシーズ <9627> が軟調。前場に300円安(6.0%安)の4700円まで売られる場面があった。  同社は24日引け後に、今4月期の第3四半期業績を発表。売上高は1260億4300万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は75億600万円(同9.9%増)となり、純利益は42億8400万円(同16.1%増)と過去最高水準に拡大した。  主力の医療部門では、調剤薬局で処方せん1枚当たりの売上高が上昇するなどで増収増益となったものの、2014年4月の調剤報酬改定では労働費率の上昇や調剤基本料の見直しなどが含まれており、厳しい事業環境になると見通している。  同社の通期の業績予想は売上高は1720億円(前期比11.3%増)、営業利益は112億8000万円(同16.3%増)、純利益60億円(同18.2%増)を計画、従来予想を据え置いている。市場予想よりも低い水準にあるうえ、3Q時点の進ちょく率は営業利益で67.0%、71.4%と低く、通期計画への未達懸念が売りを誘ったもようだ。(編集担当:片岡利文)
アインファーマシーズが軟調。前場に300円安(6.0%安)の4700円まで売られる場面があった。
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2014-02-25 13:30