日経平均終値は213円高で1万5000円台を回復
25日の日経平均株価終値は、213円92銭高の1万5051円60銭と大幅反発。終値としては1月30日以来の1万5000円台で取引を終えた。
前日NYダウの大幅高が好感され、日経平均は寄り付きから164円高と急伸、1万5000円台を付けた。その後は一時的に1万5000円を割り込む場面があったものの、すぐに大台を回復し、後場には1万5100円に迫るなど買いの勢いが衰えなかった。
個別では、LINEの株式取得を目指しているとの観測報道が材料視され、ソフトバンク <9984> が急騰。また、ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> やソフトバンク・テクノロジー <4726> 、GMOペイメントゲートウェイ <3769> やエイチーム <3662> など、ソフトバンク関連株、LINE関連が揃って大幅高となった。
ほかにも、タッチパネルの新素材を開発したと報じられた星光PMC <4963> がストップ高まで上昇。子会社化企業の寄与で業績予想を上方修正したエナリス <6079> 、株主優待制度の大幅拡充を発表したゲオディノス <4650> もストップ高をつけた。
一方、公募増資などによる資金調達を発表したそーせいグループ <4565> がストップ安に売られたほか、進ちょく率の低さが懸念されたアインファーマシーズ <9627> 、不動産売却で譲渡損を計上する松竹 <9601> などが弱含んでいる。
業種別では、全33業種が上昇。情報通信株、石油・石炭株、陸運株、サービス株などが強い動きを見せた。(編集担当:片岡利文)
25日の日経平均株価終値は、213円92銭高の1万5051円60銭と大幅反発。終値としては1月30日以来の1万5000円台で取引を終えた。
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2014-02-25 14:45