ゼンショーＨ、公募増資などで約３００億円を調達

　ゼンショーホールディングス <7550> は２５日引け後、公募増資などで新株式を発行し、約３００億円を調達すると発表した。公募増資では２４７５万株を発行。需要に応じて行うオーバーアロットメントによる追加売り出しで、主幹事のＳＭＢＣ日興証券を割当先とする第三者割当増資は上限２７５万株。発行済株式総数は最大で２２．７％増加する見通し。払込金額は３月の５―１０日のいずれかの日に決定する。 　ゼンショーＨは増資により、概算で３０１億８８５４万９０００円を調達し、既存店の改装や新規出店、新工場の設立や生産能力の増強に充当する。また、残額が生じた場合は金融機関からの借入金の返済に充てる予定。 　２５日終値は２円高の１２１６円。（編集担当：宮川子平）