決算後に業績への期待が一段と高まった銘柄は=金山敏之

 先月下旬から本格化した3月期決算企業の第3四半期決算発表も今月中旬に終了し、決算発表終盤で決算を発表した企業でも決算発表から1週間以上が経過しています。そのためこうした銘柄でもアナリストの業績予想の見直しもある程度進んだと考えられます。そこで今回は、2月に入ってから決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかから、コンセンサス予想が決算発表前に比べて5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。  その結果をみると会社予想の上方修正銘柄と据え置き銘柄のなかに該当するものがあり、コンセンサス予想が1割を超えて大きく引き上げられた銘柄もなかにはみられます。しかし、上方修正銘柄では会社予想の増額にともなってコンセンサス予想も引き上げられたと思われるものも多く、引き上げられたコンセンサス予想が修正後の会社予想に届かないものも幾つかあります。一方で据え置き銘柄では、もともと会社予想を上回っていたコンセンサス予想がさらに引き上げられ、コンセンサス予想と会社予想のかい離が一段と広がることになったものもみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
先月下旬から本格化した3月期決算企業の第3四半期決算発表も今月中旬に終了し、決算発表終盤で決算を発表した企業でも決算発表から1週間以上が経過しています。そのためこうした銘柄でもアナリストの業績予想の見直しもある程度進んだと考えられます。そこで今回は、2月に入ってから決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかから、コンセンサス予想が決算発表前に比べて5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。
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2014-02-25 17:15