ゼンショーHは急反落、増資発表で希薄化など懸念
ゼンショーホールディングス <7550> は4営業日ぶりに急反落し、寄り付き直後には120円安(9.87%安)の1096円を付けた。25日引け後、公募増資などで新株式を発行し、約300億円を調達すると発表。発行済株式総数が最大で22.7%増加する見通しで、一株利益の希薄化や需給悪化を懸念した売りが出た。
公募増資では2475万株を発行。需要に応じて行うオーバーアロットメントによる追加売り出しに伴い、主幹事のSMBC日興証券を割当先とする最大275万株の第三者割当増資も実施する。払込金額は3月の5―10日のいずれかの日に決定する。
ゼンショーHは増資により、概算で301億8854万9000円を調達し、既存店の改装や新規出店、新工場の設立や生産能力の増強に充当する。また、残額が生じた場合は金融機関からの借入金の返済に充てる予定。(編集担当:宮川子平)
ゼンショーホールディングスは4営業日ぶりに急反落し、寄り付き直後には120円安(9.87%安)の1096円を付けた。
japan,company
2014-02-26 09:30