アクトコールは三角保ち合い煮詰まり2期ぶりの最高純益更新を見直して割安修正へ
アクトコール <6064> (東マ)は、25日移動平均線を出没する三角保ち合に煮詰まり感を強め、値付きも改善していることから今2014年11月期業績が、V字回復して純利益が2期ぶりに過去最高を更新することを見直し割安修正買いが高まる展開が想定される。
■前期業績は上ぶれ着地し今期は新サービスの会員数も拡大
同社の今期業績は、売り上げ29億7600万円(前期比52%増)、経常利益2億5000万円(同3.4倍)、純利益1億3000万円(同5.6倍)と予想され、前期の2回にわたる下方修正、減益転換業績からV字回復する。純利益は、2012年11月期の過去最高(1億2300万円)を更新することになる。前期業績は、不動産総合ソリューション事業の不動産プロジェクトの売り上げが増加し、昨年3月に連結子会社化した家賃収納代行事業を展開するインサイトの業績も取り込んだが、不動産プロジェクト2件のうち1件の売り上げに期ずれが生じ、インサイトとの複合サービス「入居者総合補償サービス」のリリース時期が計画より遅れたことなどから減益転換した。
これに対して今期は、前期業績が、再下方修正値を上ぶれて着地したあと、引き続き住生活関連総合アウトソーシング事業のコールセンターサービスの受注増加や、前期に種まきをした不動産総合ソリューション事業の繰越案件の着実な遂行、さらに家賃収納代行事業も、新サービスの拡販で会員数を拡大することなどから増益転換を見込み、純利益は、2期ぶりに過去最高を更新する。
■PER13倍台の下げ過ぎ訂正でまず公開価格1700円を奪回へ
株価は、昨年11月の前期業績の再下方修正で1219円安値まで突っ込み、今期業績のV字回復予想で1585円と底上げしたが、全般相場急落の波及で再度、上場来安値1170円まで調整、200円幅のリバウンドをして25日線を挟んだ三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。PERは13倍台となお下げ過ぎを示唆しており、まず2012年7月の新規上場時の公開価格1700円のキャッチアップへ向け上放れしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アクトコール<6064>(東マ)は、25日移動平均線を出没する三角保ち合に煮詰まり感を強め、値付きも改善していることから今2014年11月期業績が、V字回復して純利益が2期ぶりに過去最高を更新することを見直し割安修正買いが高まる展開が想定される。
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2014-02-26 09:45