フォトクリエイトは公開価格水準で下値抵抗力を発揮し連続最高純益を買い直して急続伸
フォトクリエイト <6075> (東マ)は、37円高の1821円と急続伸している。同社株は、今年2月12日に開示した今6月期第2四半期(2Q)累計決算が、期初予想業績にやや未達で着地し株価も下ぶれたが、昨年7月の新規株式公開(IPO)時の公開価格1670円水準で下値抵抗力を発揮、今期純利益が、期初予想通りに連続過去最高更新となることを見直し、底上げ展開に弾みをつけている。
■東京マラソンや新サービスのリリースなどが寄与し巻き返し
2Q累計業績は、昨年10月に記録的な台風接近数となるなど9~10月の天候不順で「インターネット写真サービス」の売り上げが減少し、2Q開催の大型マラソン大会が期ズレしたことなどで期初予想に未達となり、売り上げ16億500万円(前年同期比11%増)、経常利益5200万円(同37%減)、純利益3100万円(同38%減)となった。ただこの未達分は下半期に巻き返しが可能として6月通期業績は期初予想を変更せず売り上げ32億3000万円(前期比13%増)、経常利益1億8300万円(同4%増)、純利益1億600万円(同4%増)と続伸を見込み、純利益は、連続して過去最高を更新する。
期ズレした大型マラソン大会が第3四半期に開催され、今年2月23日開催の東京マラソンなどスポーツイベント数が過去最高となり、今年2月3日にリリースしたランナー向けの新サービス「picrepo for RUN」が寄与、累計カメラマン数も、クオリティを維持しながら2Qで1397人と前期末比77人増と伸び、フォトクラウド事業でも教育領域で大幅増となり、ウエディング領域も増収に転じたことなどが要因となる。
■最安値から2段上げに再発進して下げ過ぎを訂正
株価は、昨年7月IPO時に公開価格1670円の2.2倍の3775円で初値をつけ上場来高値4260円まで買い進まれ、IPO人気の一巡で上場来安値1661円まで調整、下げ過ぎとして1977円まで300円高、2Q累計業績の下ぶれ着地で再調整となったが、公開価格目前で下値抵抗力を発揮した。底値からの第2段上げで一段の戻りにトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
フォトクリエイト<6075>(東マ)は、37円高の1821円と急続伸している。同社株は、今年2月12日に開示した今6月期第2四半期(2Q)累計決算が・・・。
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2014-02-26 10:15