日清紡HDが弱含む、今期経常益の増額報道も反応薄

 日清紡ホールディングス <3105> は売りが先行。寄り付きで20円安(2.2%安)の878円まで下落、その後は880円台でもみ合っている。  26日付の日本経済新聞が、同社の今3月期経常利益が従来予想の170億円から上積みされ、180億円前後(前期比2%増程度)になりそうだ報じている。対ユーロでの円安進行による為替差益や、自動車向けブレーキシステムなどを手掛ける関連会社の好調などが要因としている。  ただし、経常利益の上積みが約10億円にすぎないことや、営業利益(前期比10%減の120億円程度)、純利益(同22%減の50億円程度)は従来予想並みと観測したことで、期待外れとの見方も一部に出たもようだ。(編集担当:片岡利文)
日清紡ホールディングスは売りが先行。寄り付きで20円安(2.2%安)の878円まで下落、その後は880円台でもみ合っている。
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2014-02-26 13:00