日経平均は31円安スタート、配当発表のパナソニックが強い
27日の日経平均株価は、31円10銭安の1万4939円87銭と小幅安でスタートした。
前日のNYダウが18ドル高と小幅反発。為替市場では、ドルは102円台前半でのもみ合いが続いている。また、米国でイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の上院議会証言を控えていることや、ウクライナの緊張が再度高まりつつあることから、日本株にも様子見ムードが強まっており、前日に引き続き、1万5000円を割り込んでの推移となっている。
個別株では、海外でのCB発行により300億円を調達するアドバンテスト <6857> が売り気配でスタート。傘下のみずほ銀行でのシステム統合を約1年延期すると報じられたみずほフィナンシャルグループ <8411> や、今3月期の期末配当が減配となるバンダイナムコホールディングス <7832> は売りが先行している。
一方、未定としていた今3月期の期末配当予想を8円と発表したパナソニック <6752> が買い気配でスタート。前1月期業績予想を下方修正したミライアル <4238> や、今3月期の現金収支が2期ぶりの黒字と観測された東京エレクトロン <8035> が急伸している。第三者割当による自己株式の処分を発表したうかい <7621> も高い。(編集担当:片岡利文)
27日の日経平均株価は、31円10銭安の1万4939円87銭と小幅安でスタートした。
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2014-02-27 08:45