日経平均は続落、NECや富士通が高値更新=長島和弘
■今日の動きから
2月27日の東京株式市場、日経平均株価は47円86銭安の1万4923円11銭と続落となりました。円相場に対し神経質な動きで、海外勢から不動産株やその他金融株などアベノミクス関連中心に売りが見られ軟調展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は72、値下り銘柄数は145、変わらずは8。東証1部上場値上り440銘柄、値下り1224銘柄、変わらず117。全33業種中電気機器、精密機器、医薬品を除く30業種が値下り。TOPIXも続落。マザーズも続落。東証REITは3日続伸となりました。
日経平均採用銘柄では、構造改革の成果が現れているNEC <6701> や富士通 <6702> が高値更新、富士電機 <6504> が急伸するなど、重電株が堅調となったものの、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> やファーストリテ <9983> が続落しました。
明日は外部環境が大きく好転すれば買い戻し主導の動きも期待されるが、今のところ225採用で相場を牽引するような銘柄はなく、東証1部市場では、シーヴイエス <2687> が値上り率トップに入るなどしており、低位材料株物色の色彩が強まる可能性もありそうだ。(執筆者:長島和弘)
明日は外部環境が大きく好転すれば買い戻し主導の動きも期待されるが、今のところ225採用で相場を牽引するような銘柄はなく、東証1部市場では、シーヴイエスが値上り率トップに入るなどしており、低位材料株物色の色彩が強まる可能性もありそうだ。
economic
2014-02-27 15:45