フォスターが急落、今３月期の利益予想を減額

　フォスター電機 <6794> が大幅安。午前９時１９分に２５７円安（１５．２％安）の１４３０円まで売られている。 　同社は２７日引け後、今３月期の営業利益を従来計画の８０億円から６４億円（前期比１６．０％増）に減額、純利益は４８億円から２６億円（同２２．０％減）の減益予想に修正したことで、失望売りが強まった。 　売上高は１５９０億円から１６３０億円（同１３．６％増）に上積みしている。 　為替の円安進行はプラスに寄与したものの、携帯電話向けヘッドセットにおいて、ハイエンド・スマートフォン向けの需要が低水準にとどまり、さらには固定資産の処分で特別損失を計上したことも影響したという。 　期末配当（５円増配となる２０円を予想）は従来計画を据え置いている。（編集担当：片岡利文）