日経平均終値は309円高、輸出株など強い
18日の日経平均株価終値は、309円17銭高の1万5587円80銭と大幅続伸。
前日のNYダウがFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控え小動きに終わったことで、寄り付きの日経平均は5円安の1万5273円でスタート。
しかし、日本の11月輸出統計の好調などが好感され、日経平均はすぐにプラス転換し、その後は上げ幅を拡大。輸出株を中心に主力株が軒並み上昇し、場中では3営業日ぶり、終値では5営業日ぶりに1万5500円を上回った。
個別株では、今9月期の営業利益が3期連続で最高益更新と報じられたセプテーニ・ホールディングス <4293> が急騰。後場にエナリス <6079> と共同でのバイオマス発電事業への参入が正式発表されたFUJIKOH <2405> がストップ高、エナリスも急伸した。
ほかにも、今3月期の純利益予想を上方修正した有沢製作所 <5208> 、今12月期の期末配当予想を大幅増額したアサツー ディ・ケイ <9747> 、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を引き上げたホンダ <7267> などが強い動きをみせた。
一方、16日に不適切な会計処理についての調査を開始すると発表したリソー教育 <4714> が連日でのストップ安まで売られたほか、今3月期の純利益を減額修正した大戸屋ホールディングス <2705> が急落。今12月期の最終赤字が縮小したラクオリア創薬 <4579> も弱含んだ。
業種別では、不動産、非鉄金属、銀行、自動車、電気機器株など多くのセクターが堅調となった。(編集担当:片岡利文)
18日の日経平均株価終値は、309円17銭高の1万5587円80銭と大幅続伸。
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2013-12-18 15:15