[ベトナム株]日本のODA案件、タイビン第1火力発電所が着工
ベトナム電力グループ(Vietnam Electricity=EVN)および丸紅株式会社(東京都千代田区)は22日、紅河デルタ地方タイビン省タイトゥイ郡のタイビン発電センター内に建設するタイビン第1石炭火力発電所の着工式を開催した。
同案件は、EVNが投資主を務めるもので、石炭火力発電プラント2基(総出力600メガワット)を設置し、クアンニン省で産出する石炭を使用して発電する。1基目の発電プラントが2017年第4四半期に、2基目が2018年第2四半期末に稼動を開始する予定。年間石炭使用量は150万t、年間発電量は33億キロワット時と見込まれている。
同案件の投資総額は12兆7000億ドル(約1300億円)。このうち85%が国際協力機構(JICA)を通じた日本の政府開発援助(ODA)で賄われ、残り15%をEVNが拠出する。
これに先立ち、EVNは昨年12月、丸紅との間で、同案件第11パッケージのEPC(設計・調達・建設)契約を締結していた。EPC契約総額は10億2000万ドル(約1050億円)。(情報提供:VERAC)
ベトナム電力グループ(Vietnam Electricity=EVN)および丸紅株式会社(東京都千代田区)は22日、紅河デルタ地方タイビン省タイトゥイ郡のタイビン発電センター内に建設するタイビン第1石炭火力発電所の着工式を開催した。
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2014-03-03 19:30