セガサミーHが急落、業績修正で今3月期は最終減益予想に

 セガサミーホールディングス <6460> が急落。寄り付き直後に108円安(4.5%安)の2270円まで売られている。  同社は2月28日引け後に今3月期の業績予想を下方修正し、売り要因となった。  今期の売上高は従来予想の4850億円から3770億円(前期比17.3%増)に減額。営業利益は730億円から370億円(など同94.0%増)に、純利益は470億円から300億円(同10.3%減)に大きく引き下げられ、最終減益予想に転じる。  遊技機事業において、販売数量の最大化を目指すため、一部のパチスロ遊技機の販売スケジュールを翌期に延期したことや、パチンコ遊技機で今期の主力タイトル以外の製品の販売が軟調となったこと、さらにはアミューズメント機器事業で主力製品の販売が伸びず、営業損失を計上する見込みとなったことなどが影響した。  配当予想については、期末配当20円、年間で40円(どちらも前期と同水準)を据え置いている。(編集担当:片岡利文)
セガサミーホールディングスが急落。寄り付き直後に108円安(4.5%安)の2270円まで売られている。
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2014-03-03 09:45