韓国が中国最大の輸入相手国に・・・日本を抜いて史上初めて=中国報道

中国メディア・環球網は3日、韓国が昨年日本を抜いて史上初めて中国最大の輸入相手国になったと韓国メディアが報じる一方、「韓国企業の中国市場における競争力は上昇していない」との分析も出たことを報じた。
記事は、中国政府・商務部が1日に「中国が米国に代わって世界最大の貨物貿易国になった」と発表したことに韓国大手メディアが注目し、韓国が中国最大の輸入相手国になったことと併せて報じたと紹介。その要因として、中国の機械産業、電子産業が急速に発展したことで、韓国の良質な部品に対するニーズが激増したことを挙げたとした。
その一方で、韓国現代経済研究院が2日に発表した「中韓部品産業競争力リポート」では、韓国の機械、電子、金属など7大部品産業が中国市場シェアを拡大しつつあるものの、63%の部品企業は事実上中国市場での競争力が落ちてきていると論じられたことを伝えた。
記事はまた、韓国メディアが昨年の日本の対中輸出額が前年より10.2%減少したデータを挙げ、「中国と日本が領土問題で関係を悪化させたことも韓国企業に間接的な利益をもたらした」としたことも併せて紹介した。
そのうえで、日本の昨年の対中輸出において金属加工機械、建設機械、鉱山機械、電子部品などの輸出が減少した一方、尖閣諸島国有化以降続いた自動車部品輸出の減少に歯止めがかかりつつあるとともに、バイク、子供服、ソファーベッド、キャンプ用品などの消費品輸出が急増していると伝えた。
そして日本貿易振興機関が「中国の経済構造調整により、全体的な対中輸出は減少したが、日本の個人消費品の機能性、安全性は中国における個人消費の高まりに迎合する」との見解を示したと報じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・環球網は3日、韓国が昨年日本を抜いて史上初めて中国最大の輸入相手国になったと韓国メディアが報じる一方、「韓国企業の中国市場における競争力は上昇していない」との分析も出たことを報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-03-03 12:30