いちよしがFCCの目標株価を引き下げ
2月28日付のいちよし経済研究所のリポートが、エフ・シー・シー <7296> の目標株価を引き下げている。
同リポートでは、今3月期のFCCは第3四半期までに、北米でのホンダ向けのCVT用部品の現地生産化、海外自動車部品メーカー向け新規部品の立ち上げなどにおいて生産混乱や設備故障などが発生、収益を圧迫した点に言及。混乱はおおむね収束したと同研究所では見ているが、タイにおける主要カーメーカー向けの減産拡大の影響もあり、今期の営業利益予想を140億円から135億円に引き下げている(会社計画は130億円)。
また、来期についても、日本での製品構成悪化などを要因に、営業利益予想を153億円から145億円に下方修正。これらの要因から、同リポートでは目標株価を2400円から2100円に引き下げ。レーティングは中位の「B」継続とした。
FCCの3日の株価は、前場に46円安(2.6%安)の1725円まで下落。後場の寄り付き直後には前週末の終値近くまで戻したが、その後に再度売りの勢いが強まっている。(編集担当:片岡利文)
2月28日付のいちよし経済研究所のリポートが、エフ・シー・シーの目標株価を引き下げている。
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2014-03-03 13:45