イートアンドが中国出資を解消し、業績予想を修正
イートアンド <2882> が3日引け後、業績予想の修正と記念配当の実施などを発表した。
同社は中国上海地区で大阪王将とのパートナーシップを構築し、フランチャイズなどを展開してきたが、事業展開に関する方向性の相違や、政治体制の変更で中国におけるQS認証取得ができないことから、戦略の見直しが必要と判断。出資解消を決定した。
これにより、イートアンドは今3月期の業績予想を修正、売上高を従来予想の205億5200万円から201億3900万円(前期比1.7%増)に、営業利益を9億6800万円から9億4500万円(同4.8%増)に減額したほか、特別損失1億4400万円を計上することにより、純利益を5億400万円から4億4000万円(同2.3%増)に引き下げている。
一方、同社が昨年(13年)12月に東証1部銘柄に指定されたことを記念し、今期の期末配当を修正、従来予想の普通配当7.5円から記念配当5円を加えた12.5円に増額した。年間では20円(前期は15円)となる。
イートアンドの3日の終値は、前週末と変わらずの1802円。(編集担当:片岡利文)
イートアンドが3日引け後、業績予想の修正と記念配当の実施などを発表した。
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2014-03-03 16:00