日経平均は4日続落、様子見気分強まり材料株を個別物色へ=長島和弘
■今日の動きから
3月3日の東京株式市場、日経平均株価は188円84銭安の1万4652円23銭と4営業日続落となりました。ウクライナ情勢の緊迫化で円高進行を嫌気し、軟調展開が続きました。日経225採用で値上り銘柄数は29、値下り銘柄数は189、変わらずは7。東証1部上場値上り351銘柄、値下り1351銘柄、変わらず82。全33業種中鉱業、電気・ガス業を除く31業種が値下り。TOPIXも4日続落。マザーズは反落。東証REITは続落となりました。
日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> が、米衣料小売大手クルーを買収する方向で協議を進めていると伝わり上昇。主力の日立 <6501> 、トヨタ <7203> が続落。
東証1部市場では、星光PMC <4963> がストップ高。ジャスダック市場ではC&G <6633> がストップ高と買われるなど材料株が物色された。
全般は突っ込み警戒感から下げ渋る銘柄も見られたが、総じて軟調展開でウクライナ情勢を見極めようと見送り気分が強まった。外部環境が落ち着きを取り戻すまで、材料性のある銘柄を個別物色する流れは続こう。(執筆者:長島和弘)
全般は突っ込み警戒感から下げ渋る銘柄も見られたが、総じて軟調展開でウクライナ情勢を見極めようと見送り気分が強まった。外部環境が落ち着きを取り戻すまで、材料性のある銘柄を個別物色する流れは続こう。
economic
2014-03-03 16:15