電算システムに底打ち感、昨年急騰の調整一巡、今期2ケタ増益
電算システム <3630> は、底打ち確認といえる展開だ。3日は前日比32円高の1075円と買われ、去る、2月27日の1004円から約7%反発したことでほぼ底打ちしたものとみられる。1000円台をキープしたことも下値に届いたとの見方につながっている。
業績は好調。営業利益でみれば2012年12月期の10.8%増益、2013年12月期の12.5%増益に続き、今2014年12月期も10.2%増益見通しで連続の2ケタ増益が続く。1株利益69.1円、配当は年22円の予定。
昨年7月に株式2分割を実施している。権利修正チャートでみれば、昨年10月の1540円を高値にこのところ調整相場の展開で、今回1004円まで下げた。これは、昨年、500円前後から10月の1540円まで3倍に急騰した反動によるものといえる。
収納代行サービス事業が通販ネットショップ、地方自治体向け公金収納などの好調に加え、情報サービス事業も伸長している。
配当利回り2.0%、PER15.5倍は独特の事業を展開し業績の好調に照らし合わせてみれば割安といえる。
しばらくは下値を固める展開とみられるが、1000円台は中期スタンスで仕込み場といえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
電算システム<3630>(東1・売買単位100株)は、底打ち確認といえる展開だ。3日は前日比32円高の1075円と買われ、去る、2月27日の1004円から約7%反発したことでほぼ底打ちしたものとみられる。
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2014-03-04 09:15