ファンコミは急反発、国内証券が新規「強気」でカバー
ファンコミュニケーションズ <2461> は4営業日ぶりに急反発し、午前10時20分には380円高(9.62%高)の4330円を付けた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が3日付リポートで、カバレッジを開始し、投資判断を「アウトパフォーム(強気)」、目標株価を6300円とした。
三菱UFJモルガン証は、ファンコミのスマートフォン向けアドネットワーク「nend(ネンド)」に注目した。広告と媒体のマッチング精度の高さもあり、クリックレートが他社を上回っていると評価。今後、広告主の業種拡大と広告在庫の増大で、クリックレートのさらなる改善が可能と指摘した。
同証券では、スマートフォン向けディスプレイ広告について、アドネットワークが市場拡大のけん引役になる予想。ファンコミは「nend」が中期高成長のドライバーになり、16年12月期まで営業利益は年率平均で45.7%増になると期待している。(編集担当:宮川子平)
ファンコミュニケーションズは4営業日ぶりに急反発し、午前10時20分には380円高(9.62%高)の4330円を付けた。
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2014-03-04 11:00